クリスタルに導かれ、磨かれた想い出


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私は東京で生まれ育ちました。幼少の頃からキラキラ光り輝くものが好きだったようで、小さな花や蝶などのかわいいモチーフをビーズで作っては、友達にプレゼントしていました。今にして思えば、クリスタルアートへの取り組みは、この頃から運命づけられていたのかもしれません。

家族や親戚の多くが銀行勤めの家系でしたので、将来は金融関係の会社に就職することを期待されていたように思います。しかし、もともと自分で進む道は自分で選びたいという性格のためでしょうか、カトリック系の女子高から東京女子大学短期大学部英語科に進んだ私が卒業後に選んだ会社は、家族に期待された都市銀行ではなく、自由な社風を感じたトヨタ自動車でした。

私は海外関係部門に配属され、中南米のガテマラとドミニカとの二つの国を担当させていただきました。当時は、ガテマラと聞けばコーヒー豆が思い浮かぶ程度の知識で、どうして中南米なのかしら?と思っていました。

実は、ガテマラはクリスタル・スカルなどの水晶伝説が、いまなお鮮明に残るマヤ文明の発祥の地であり、ドミニカは私のお気に入りの天然石ラリマーの唯一の産地でした。

また、どちらの国もクリスタル文明が栄えた幻のアトランティス大陸が、かつて存在した地域と伝えられています。自動車とクリスタル。なにやら一見無関係のようなふたつが結びついた、この不思議な関係をふりかえるとクリスタルと私とのつながりの強さを感じざるをえません。

bio_001その後、ご縁があり日産ミス・フェアレディの仕事に就かせていただきました。銀座ショールームや東京モーターショー、イタリアでの海外モーターショーなど国内外各地でのプレゼンテーションやPR業務。一見華やかに見える仕事ですが、とても高いホスピタリティとプロ意識が求められる職業であり、この仕事を通じて接客とサービスについて徹底した教育とトレーニングを受けました。この時に身に付けたお客様へのおもてなしは、いまなお私の接客の根幹となって根付いています。