ドリームキャッチャー起源説


悪魔を消し、良い夢をとらえるオジブワ族の装飾品

300px-Atrapasuenos-background-freeドリームキャッチャーとは、アメリカ先住民であるオジブワ族に伝わる手作りの装飾品です。オジブワ語ではこれを「asabikeshiinh」と呼び、「蜘蛛」を意味しています。

その意味の通り、ドリームキャッチャーは手で編み込んだクモの巣状の網目の輪と鳥の羽やビーズ玉などの神聖な小道具を組み合わせた形をしています。オジブワ族は、悪夢は蜘蛛の巣の網目に引っかかり、夜明けとともに消え、良い夢だけが網目から羽を伝わって降りてきて、眠っている人のもとに入ると伝えられています。

現在では、ベッドの上に掛けることで、眠っている子供を悪夢から守ってくれる魔除けや願望成就のお守りとして浸透しています。

もともとはオジブワ族の装飾品でしたが、後に他の部族にも伝わり、部族独自のドリームキャッチャーが作られました。製品によっては、ターコイズ石をドリームキャッチャーに飾ることもあったようです。

米国では、サンキャッチャー起源をこのドリームキャッチャーにあると唱える説もあるようです。たしかに形状的にはサンキャッチャーと類似しますが、魔除けとしての役割で吊るされていた用具であり、サンキャッチャーのように光を取り入れる装飾具としての役割は持ち合わせていなかったと思われます。